3月に読んだ本


他の本立ち読みしている時に結構短い時間で何冊か売れて、どんな本かと思って読んでみた。
短く話すことの重要性の説明は、いにしえから良いとされるメリットが挙がっていて冗長。
後半はそこからの発展で面白かった。
・短くXXする(話すから離れるけどこれが一番興味深かった)
・ロジカルに話を構成する
・プレゼンでの実践的なアドバイス
あたりはイラスト満載でさくさく頭に入ってくる(感覚になる)。
4月から1分で話す!

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会社に初版があって週末パラっと見た時に”セルフコーチング”なるワードがあって、 内省の質あがりそうやな〜なんて気持ちで新版買って読んでみた。(買った本は積まないですぐよむ不思議
死ぬほど簡単に言う”コーチングとはなんぞ”は、他者の目標への到達をアシストする伴走のようなもの。
とても奥が深く、面白い本だった。
布教したい。コーチングしたいしされたい。

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“複雑なタイトルをここに

“複雑なタイトルをここに"

  • 作者: ヴァージルアブロー,倉田佳子,ダニエルゴンザレス
  • 出版社/メーカー: アダチプレス
  • 発売日: 2019/03/07
  • メディア: 単行本
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ヴァージル・アブローのハーバード大での公演を書籍化した本。
この人がデザインするNIKEのスニーカーはどれも3倍以上のプレミア価格がつくし、自分自身いつになっても買えなさすぎてフラストレーションが溜まりすぎた結果、なぜこんなに魅力があるのかって興味に昇華されたので、穏やかな気持で読んでみた。
作品にアートを落とし込む前のロジカルな部分や取り組み方も面白いし、デザイナーのルーツについても話してて魅力を知るには十分すぎる本。 エートスアイロニー
あとNIKEの話いっぱい書いてあって最高、やっぱりNIKEは最高。

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アドレナリンジャンキー プロジェクトの現在と未来を映す86パターン

アドレナリンジャンキー プロジェクトの現在と未来を映す86パターン


昨今のエンジニア界隈のEMムーブメントにのっかっておすすめされてたので読んでみた。 ソフトウェアの現場において、人に着目したエピソード集。 というか失敗談集。プロジェクトの”あるある”を面白く切り取った短編集だった。 失敗談は割と出尽くしてる感があってどれもなんか聞いたことあるような話。 +でも面白い物もあった。

アイコンタクト:
「フルタイムの熱心なプロジェクトメンバーが1か所に集まると、ある種の奇跡が起こる。ほかのメンバーのニーズや能力を理解するようになり、それにともない、チームの力を最大限生かせるように自分自身のやり方を修正していくのだ。」

かかし:
「クライアントは、実物を見るまで、そして「これは違う」と思うまで、自分が何が欲しいのかわからない。」

現職では”フルリモートは今は違うよね”ってしているんだけどそれはアイコンタクトにかかれていることを期待しているのだろうな、と言語化できて腹落ちした。

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色々インプットしたけれどコーチング入門が今読めたことは大きい。 誰かに対するメンタリング、コーチング、教育やオンボーディングのサポートはどれも"スキル"であると認識した。 これまでの経験や成功体験は自分にとってはかけがえのないものだけれど、それが他の人にとってもそでうであるとは限らない。

相手によって違う行動を加速させるスイッチを見つけるために相手をよく知り対応する必要がある。
個々の特性を理解した上で関わらなければ、良かれと思っても行動を阻害することになりかねない。  

これは、コーチング三原則のうちの「個別対応」だけれど、もう2つの「双方向」、「継続性」もとても学びがあった。 まだまだ深掘りしていく必要があると思っていて、今読んでいる中には教育学的な本が多い。 あとは、エラスティックリーダーシップも読んでいる中。